上毛かるたで群馬県ガイド

う「碓氷峠の関所跡」

読み「うすいとうげのせきしょあと」

碓氷峠といえば、「シルエイティの真子ちゃん」ですね。
(あっ、軽くスルーして下さい)

群馬は、昔の街道「中山道」の通る県として、物流が古くから栄えた街です。

というか、中山道(現在の国道17号・18号)が通ってなければ、高崎をはじめとした
商業の発展は全く望めなかったでしょう。

その中山道の西端が「碓氷峠」になります。

軽井沢方面からの盗賊を取り締まるために作られたのが、碓氷の関所です。

この関所跡ですが、現在は史料館になっており、行くとだいたい閉まっています。
(まさかの!)

後で調べましたところ、土日休とのこと。
行かれる方は気をつけましょう。

また、碓氷峠の最寄り駅である横川駅から(正確にはその横の施設「鉄道文化むら」から)
トロッコ電車が出ています。
関所跡にも停車します。

碓氷峠はその昔、信越本線の急こう配区間で、横川駅は後ろから押す機関車の付け替えを
していて、この付け替え時間を利用して「釜めし」が売られるなど、関所があった横川は
この電車文化で栄えていました。

しかし、97年に信越線が廃止されてからは、横川の関所跡周辺は静かな集落に戻り、
古き中山道の風情を残す、趣深い景色が楽しむことができます。