上毛かるたで群馬県ガイド

お「太田金山 子育て呑龍」

読み「おおたかなやま こそだてどんりゅう」

他所者からすると、なんのことやらさっぱりですが、

太田金山 → 地名:太田市金山町
子育て呑龍 → 人名

ということです。

戦国時代から江戸時代にかけての浄土宗の僧侶で、この大光院を開山した「呑龍」に
因んだもので、群馬県民には比較的よく知られたスポットとなっています。

江戸時代、多くの子供が間引かれて殺されていたことを悲しんだ呑龍は、寺に今で言う
孤児院を開き、弟子として育てました。これが子育て呑龍の所以です。

現在でも、この大光院は安産・子育祈願のお寺として大変賑わっています。

ちなみに、この子育て呑龍のある太田市ですが、B級グルメ「太田焼きそば」で
町おこしをしようと展開中です。

麺が太く、具はキャベツのみというその何とも言えぬたたずまいが、
「黒過ぎて食欲をそそらない」という理由などでコンテストではいつも
下位常連となっています。

せっかく、隣の大泉町が日系ブラジル人の街として脚光を浴びているのだから、
「焼きそばで町おこし」をするのであれば、スパイシーなブラジルテイストと
組み合わせてみるとか、もっとやりようがあるのになあ、と思います。

ああ、最後の方は、呑龍さまと関係なくてすみません。