す「裾野は長し赤城山」
読み「すそのはながし あかぎやま」
群馬人の心「赤城山」であります。
だいたい県下どこからでも見ることができ、たとえ道に迷っても、
赤城山の方角に進めば北!(前橋市民)
赤城山の方角に進めば南!(沼田市民)
などと、方向音痴の道しるべとしても愛されてきました。
あとで出て来ます、榛名山・妙義山と並んで上毛三山と言われ、その標高は
1,800mを超えます。
山頂付近にはカルデラ湖の大沼や、覚満淵などがあり、また山岳信仰の本山でも
あります赤城神社から、冬季にはファミリー用のスキー場も作られ、非常に
野趣あふれる観光スポットになっています。
さて、すそ野が長い、ということですが、赤城山は富士山と同じくコニーデ式と
言われる成層火山ですので、遠くから見ると円錐状をしています。
つまり、同一の火口から、何度も何度も噴火を重ねたことにより、上から溶岩や
砕屑物が流れ出し、だらーっと粗相をしでかしたような山の形になっています。
(表現がへたくそですみません。)
県内の方は「何をいまさら」という内容ですが、他所の方にはわかりづらいかと
思いますので、関越道に乗った際には、ぜひ「赤城高原SA」からの裾野、
雄大な群馬の自然を見ていただければ、この札の意味がわかるかと思います。