上毛かるたで群馬県ガイド

わ「和算の大家 関孝和」

読み「わさんのたいか せきこうわ」

最後の札は「和算の大家」ということですが、これまたニッチでなんだか
よくわかりません。

和算とは、簡単に言うと「数学」のことのようです。
具体的には、方程式・数列・多角形・円などの研究といったところでしょうか。

しかし、関孝和の著書を少し見た感想としては、どこかの宇宙人と会話してる?
という感じで、素人にはさっぱりでした。

そんな「関孝和」ですが、出身は藤岡市(ただし諸説あり)という以外は、
あまり生涯が明らかになっていません。
だめじゃん。

ただ、世界で初めて微分積分をしたり(ただし諸説あり)、円周率が
「3.14159265359」くらいであることを発見したり、その算術は
「関流」と呼ばれ、「算聖」として日本数学史上最高の英雄と崇められました。

ところで、藤岡市にはこの関孝和の銅像と顕彰碑がありまして、お墓もここに
あるのですが、実は彼のお墓は3つあります。

藤岡以外には、

  • 東京都新宿区(ここが本物らしい)
  • 石川県金沢市(しかも2つあるらしい)

だそうです。
どうなってるの?

ということで、功績は偉大ですが、ほとんどがベールに包まれて何がなんだか
分からない偉人を組み込んでくるあたりに、上毛かるたの奥深さを感じます。