最後に
上毛かるたをひととおり全部調べてみましたが、いかがだったでしょうか。
え?興味ないって?
いやいや、そんなこと言わないでください。
群馬県民の皆さんは、だいたいの札の文言は、記憶の奥底にあることと
思います。
こうして、その「意味」を掘り起こすことで、故郷を思う気持ちも一層募る
というものです。
しかし、現代になっていろいろ調べてみると、摩訶不思議な札が意外と
たくさんあることがわかります。
上毛かるたは戦後すぐに作られてから、改訂していないというのが
その原因でしょうが、特に「人物」のチェックは甘いと感じます。
田山花袋とか内村鑑三とか、群馬ほとんど関係ないし!
それよりも、群馬出身でなくてもゆかりの深い有名人はたくさんいます。
また、世界遺産である「富岡製糸」はわかりますが、その他、市の紹介札が
織物ばかりというのも現代にマッチしていないというところで気になります。
これはこれで歴史を知ることができていいなあ、と思いますが、ぜひもう少し
群馬のモードを前面に出した第2版を出してもらいたいなあと思います。
で、またそれで、新たな「かるた大会」?
そうですね、こればかりは県民性ですからね!
ビバ「上毛かるた」!