上毛かるたで群馬県ガイド

ひ「白衣観音 慈悲の御手」

読み「びゃくいかんのん じひのみて」

東京から新幹線に乗って高崎に近づいてくると、左手に「白衣観音」を
見ることができます。

先に観音様に無礼を承知で、とあるエピソードをご紹介しましょう。

その姿を新幹線車内から見た、他所の人に
「あれは立ちションしているのか?」
と聞かれたことがあります。

言われてみれば、そう見えなくもない。

もう、それからというもの見るたびに「立ちション」と思ってしまっています。

本当にすみません!
観音様!

高崎市民の心、白衣観音像は1936年(昭和11年)の古きから、観音山の
山頂に鎮座ましましています。

また、こちらの観音像は中に入り、登ることもでき、最上階(観音の肩の部分)
からは、高崎市街地から群馬の山並みを一望できます。
お越しの際にはぜひ一度お試しを。

1961年には、観音像下に「高崎フェアリーランド」ができ(のちのカッパピア)、
子供・ファミリーの遊び場として親しまれてきましたが、2003年に閉園。

現在では、その跡に遊歩道や染料植物園などが整備され、ハイキングコース
などとして市民の憩いの場となっています。