上毛かるたで群馬県ガイド

よ「世のちり洗う 四万温泉」

読み「ゆかりはふるし ぬきさきじんじゃ」

「四万温泉」は渋川から山側に入った中之条のいちばん奥地、まさに秘境と
いったところにあります。

中之条の町に入って、もう着いたなーと思ってから、3ケタ国道をクネクネ
1時間弱進むところが激萎えポイントです(良い意味で)。

で、また例にもれず、ここ四万温泉も歴史は古く、坂上田村麻呂が蝦夷討伐に
行く時に立ち寄って、温泉を発見したそうです。
8世紀の話です。

もう、四万温泉に限らず、どのネタも古すぎて、思わずめまいがしてきます。

中でも「積善館」という旅館は、江戸は元禄期に建造された日本最古の
木造湯宿建築として指定文化財とされています。

ジブリ映画「千と千尋の神隠し」のモデルとなっていることでも有名です。
一見の価値ありです。

さて、この札について県民に聞いた話ですが、
「札の絵がエロいので、みんなあんまり取りたがらない」
のだそうです。

札の現物を見ると、婦人と子供(お母さんと子供)が裸で温泉のふちにいる
風情のあるいい感じの絵ですが、かるた大会をやる多感な小中学生にとっては
確かに取りにくいかもしれません。

もう少しマイルドな絵の方がよいのかもと思います。
(アダルト的にはバッチリの絵ですが)